ストリートの先は「戦場だった」――
英国兵士・ゲイリーは弟への生活費工面の為、英国軍へ入隊する。ある日、ゲイリーが所属する部隊に思いがけぬ命令が下される。それは治安悪化の一途をたどっている北アイルランドの首都ベルファストへの赴任だった。ベルファストに着任して間もなく、部隊はRUC(アルスター警察)を補佐し、とある敵対派の家を捜索する任務に就く。現地に到着すると、小隊たちは激高した住民たちに取り囲まれ、投石を伴った暴動に巻き込まれてしまう。暴徒と化した住民たちに対し、恐怖に駆られた中尉は、部隊の撤退を命令する。そんなか、ゲイリーは部隊から置き去りにされ、街中に取り残されてしまう・・・。