愛した人は、共に復讐を誓う相手だった。
沈嘉月(しん・かげつ)は鄔(お)家の養女として育てられたが、塩の密輸事件の罪を着せられ、妊娠中にもかかわらず家族に利用されて毒殺される。しかし死の直後、元宵節の日へと転生し、前世の記憶を持ったまま人生をやり直す機会を得る。今度こそ運命を変えると決意した彼女は、自分を陥れた鄔(お)家と鄔琉璃(お・りょうり)の策略を先読みし、婚姻や立場を巧みに操作していく。その過程で出会う厲王(れいおう)・楚靖炎(そ・せいえん)もまた、かつて一家を滅ぼされた過去を持ち、鄔(お)家への復讐を誓う人物であり、二人は利害の一致から手を組む。やがて、楚(そ)家滅亡の真相を握る秘密を巡って宮廷の陰謀が明らかになり、鄔(お)家と皇后の不正、権力争い、暗殺計画が次々と露わになっていき…?
