覇業の剣、目覚めよ! 歴史と時空を超えた戦い!Vol.7~12
秦朝末年、始皇帝・嬴政(えいせい)は秦を統一するために多くの人を殺し、残虐で未勝手な暴政を敷いていた。そんな中、始皇帝の所に季姜(ききょう)という女性が連れてこられる。始皇帝は彼女に一目惚れし、妃にしようとする。しかし季姜には韓信(かんしん)という恋人がいたため、抵抗の末に始皇帝の前で自害してしまう。始皇帝は韓信の存在を知ると、直ちに捕まえて殺害するように命令を下す。その事を耳にした韓信は仲間とともに始皇帝を倒す旅に出る。
そして現代。SF 小説作家の現代女性・銭小芳(せんしょうほう)は車にはねられたのをきっかけにタイムスリップしてしまい、死んだはずの季姜の体に乗り移ってしまう。やがて銭小芳も韓信の旅に加わり彼を支えていくうちに彼に惹かれていく。しかし実はこれらの出来事はすべて未知なる世界の生命体である女羲(じょぎ)が操作していたのだった。女羲は人類の文明を改変しようと企んでいた。すべての事情を知った韓信は仲間たちとともに女羲を阻止すると決意する。