脱出不可能。この現実から逃れられない。
べスとハリーの二人は、休暇で透き通る海に囲まれた無人島に10日間滞在することを決める。テント、食糧、救急道具・・・必要なものすべてを船につめこみ、無人島に上陸。案内人とも別れ、これから二人だけの楽しいバカンスを過ごすはずたった・・・。しかし、何かがおかしい。二人だけしかいないはずなのに、視線を感じる、荷物を誰かに触られた形跡がある、さらに二人が熟睡している姿が何者かによってビデオ撮影されていた!この島には他の誰かがいる!そう確信した瞬間から、二人の悪夢のようなバカンスが始まる。迎えの船が来るのは10日後。携帯もつながらない島に閉じ込められた二人に、その恐怖の実体が少しずつ忍び寄ってくる。