痛みこそ真実。この世界は非情。
ある帝国が支配する辺境の町。
この静かな町を治める引退間際の民政官(M・ライランス)に、突然の転機が訪れる。
首都から秘密警察のトップ、ジョル大佐(J・デップ)が視察に来たのだ。
彼の任務は、近く襲撃があると噂される蛮族の活動と治安状況を調査すること。
ジョル大佐によって、蛮族とされた現地人への拷問ともとれる苛酷な尋問が始まる。
その後、民政官は尋問によって足を折られ、目を潰された現地人の少女(G・バヤルサイハン)を見かねて助けるが、これはジョル大佐の副官マンデル准尉(R・パティンソン)とともに訪れる悲劇の始まりに過ぎなかった。