まだ狩りは、終わっていなかった…
ここ最近、森の動物たちは不可解な行動を取っていた。鹿は普段は近づかない通電フェンスに自ら飛び込み、イノシシは周りの人間を襲う。森の中で、一体何が起こっているのか・・・。結婚の報告をするため恋人の実家を訪ねていたナタンは、異常行動を取る動物たちの謎を探るため、恋人の家族たちと一緒に森へ駆り出されるはめに。生まれて初めて手にしたショットガンを抱え森の中を進むナタン。無残に横たわる動物の死骸を次々と見つけその森の異常さに動揺する一行だったが、辺りが暗闇に包まれ始めた瞬間家族の一人が恐怖の叫びと共に姿を消してしまう!そしてナタンの中にあったある恐ろしい疑念が、確信へと変わっていくのであった・・・。