仕事一筋の父に下された、最大の辞令とは-
腕利きのヘッドハンターとして優秀な人材の引き抜きや仕事の斡旋に誰よりも熱心に取り組み、会社の中でも一、二位を争う業績を上げてきたデイン・ジェンセン(ジェラルド・バトラー)。社長のエド・ブラックリッジ(ウィレム・デフォー)は、彼とそのライバルの女性社員リン(アリソン・ブリー)に、今後の業績次第でどちらかに社長の座を譲ると告げ、2人に更なる発破をかける。ところがそんな折、10歳になるデインの息子ライアンが、急性リンパ性白血病にかかっていることが判明し入院することになった。息子の一大事にも関わらず、依然として仕事に明け暮れているデインに対し、妻のエリース(グレッチェン・モル)は不満を募らせる。妻からの強い要望もあり、デインは仕事の量をセーブし、少しでも息子との時間を持てるよう努力を始めるが、今度は仕事の成績に影響が出てしまい-