死ぬか、逃げ切るか。
ニック・バロー(ヴィンス・ヴォーン)は、強盗に盗みの計画を売って生活していた。ある日、客の男が仲間と強盗に入った直後何者かに殺害される。被害者の男は、メキシコ麻薬連合のリーダーであるビクター・バスクエ(ジョルディ・モリャ)の息子だった。計画を売った身として、ビクターに命を狙われることを悟ったニックは、長らく疎遠になっていた娘ケイト(ヘイリー・スタインフェルド)のため、自分自身に50万ドルの生命保険をかける。しかし、ビクターが娘の命をも狙っていることを知った彼は、ケイトを連れ逃亡生活を始める。そんな中、彼は自身を待ち伏せしていた警官を殺害してしまうが、彼はあらゆる悪事に手を染めているベテラン刑事ジョー・キーナン(ビル・パクストン)の仲間であった。ビクターとキーナン刑事、二者から追われることとなったニック。果たしてケイトとともに無事逃げ切ることができるのだろうか――。