山岳サバイバル・アクションとファウンド・フッテージホラーのバイオレンスな融合!
イーライ・ロス監督『グリーン・インフェルノ』のヒットで近年、存在感を増してきたチリ産のホラー映画。その魅力は、突き抜けたエログロシーン、容赦なきバイオレンス描写に尽きる!前述の要素を散りばめつつ、本作のパトリシオ・ヴァラダレス監督が「デヴィッド・クローネンバーグの初期作品の手法で、『クリフハンガー』と『パラノーマル・アクティビティ』を混ぜて作った」と語るように、さらにその上を目指した意欲作。山岳地帯を舞台に武装集団に追われる素人たちの孤軍奮闘アクションスリラーに、本当にあるかもしれない現実感を醸し出すファウンド・フッテージホラ―を、アクション・バイオレンス満載に融合した快作に仕上がっている。未知数の恐怖体験を目撃せよ!
BMXレーサーのジョーは、チリの山中で行われたレース中に、親友を事故で亡くしてしまう。傷心のジョーは恋人のステファニーと街で開催される展覧会のため山を下りることに。道中、何かに感染したと思われる男と遭遇。その直後、激しい銃撃とともに謎の武装集団が襲ってくる。武装集団のいわれなき標的となってしまった2人だったが、これは最悪な一日の始まりに過ぎなかった…。