1人vs1000人!!剣で呪いを打ち破れ!
1066年イギリス。中世までに及ぶ最も大きい戦いの前夜、ノルマンディ公爵ウィリアムは、謎めいた旅人ヴィドーVidrと出会い、クラングというチェスに似たゲームに誘われる。ヴィドーはそのゲームにまつわる伝説的な起源について語り出し、ウィリアムに似ているという古代の勇者ティールの話をするのだった。ティールは、ウィリアム同様、絶対勝てないとわかっている戦いでもすべてを賭けるような男だった。時代も場所も違う、古代のある国。その国では、2つのチームに分かれた剣闘士たちが戦い合い、最終的に勝ったチームがすべての権力を握ることができた。野望を抱くサールは、暴力でチームを統制し、卑劣な罠で、軍の最高指導者ティールが率いるチームを破った。その闘いでティールは死んだと思われていたのだが、生き延びて自らの傷を癒し、サールに復讐する機会を窺がっていた。すべて原因はあのゲーム、クラングにあった。実クラングには、魔法がかけられているのだ!過去と未来を交錯する謎のゲームクラング、そしてヴィドー。ウィリアムは、ティールはその呪いに打ち勝つことができるのか!?