ドニー・イェン究極MMAアクション炸裂!!これが『るろうに剣心』シリーズ・アクションの原点だ―
『捜査官X』、『イップ・マン 葉問』シリーズなど、クンフー・アクションのスターとして世界で高い人気を誇るドニー・イェン。彼が現代アクション3部作として、『SPL 狼よ静かに死ね』(05)、『導火線 FLASH POINT』(07)に続く作品として製作された作品が、『スペシャルID 特殊身分』である。クンフー・アクションにMMA(総合格闘技)の要素を取り入れ、リアル・ガチンコアクションを目指して作られた本作は、ドニー・イェン自らがアクション監督を手掛け、そのサポートには、『るろうに剣心』シリーズでアクション監督を務め、ドニー・イェンの右腕として活躍する谷垣健治と日本のスタントチームが協力している。まさに『るろうに剣心』シリーズにおけるアクションの原点は、本作にあるのだ。
黒社会のボス、ホン(コリン・チョウ)の組に長年潜入捜査しているロン(ドニー・イェン)は、兄弟分のサニー(アンディ・オン)がホンの兄弟分クンを殺害してブツを盗んだことで、ホンからサニーを探すように命令される。同様に香港警察のチャン警部からもサニーを確保するように指示されたロンは、中国・広東省に飛び、中国警察のジン刑事(ジン・ティエン)と組むことになる。久々にサニーに再会するものの、サニーの命を狙う殺し屋が現れ、ロンの差し金ではないかとサニーからも疑われたロンは、ジン刑事とぶつかりながらも事件解決に挑む!