ニューヨークの巴里夫


監督・脚本:セドリック・クラピッシュ
出演:ロマン・デュリス、オドレイ・トトゥ、セシル・ドゥ・フランス、ケリー・ライリーほか

2013年/フランス/英語・フランス語/アメリカンビスタ/カラー/117分
配給:彩プロ/宣伝:ミモザフィルムズ/字幕:寺尾次郎
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12月6日より、Bunkamuraル・シネマ他全国順次ロードショー

セドリック・クラピッシュ3部作、完結編!シリーズ主要キャストがクラピッシュの元に再結集。
同世代の観客の心を射止めて大ヒット、共に成長してきた人気シリーズの最新作にして完結編が、遂に完成した。パリの大学生グザヴィエのバルセロナ留学時代をビビッドに綴った『スパニッシュ・アパートメント』(01)、社会人となったものの足元が定まらない彼の恋愛・人生模様を描いた『ロシアン・ドールズ』(05)。あれから10年。人生設計ズレまくりの40歳、グザヴィエの人生のままならなさと悪戦苦闘に、つい噴き出し、思わず共感し、またもドキドキ切なくなること必至。
グザヴィエを演じるロマン・デュリス、元カノ、マルティーヌを演じるオドレイ・トトゥ、その他、ケリー・ライリーやセシル・ド・フランスなど、本シリーズによるブレイク組も再登場し、1作目からの変化や成長、または変わりなさで大いに観客を楽しませてくれる。一昨年来、世界的な大ヒット作を次々生み出す絶好調のフランス映画の再活況を反映したような、ユーモアと疾走感あふれる恋愛・人間ドラマ。

この恋、最後から何番目?

小説家としてもそれなりに成功し、このまま順風満帆な人生を歩むと思われたグザヴィエ。しかし、妻のウェンディから別居を言い渡され、ウェンディは2人の子どもを連れてニューヨークに行ってしまう。子どもの教育方針で話し合う必要があると感じたグザヴィエは後を追って渡米し、妻と子どもたちが暮らす、セントラルパーク近くの豪華アパートを訪ねるが……。