戦場の悪魔どもは舞いおりた。
第二次大戦下の1944年。米軍はナチスに潜入している諜報員から不穏な動きを察知した。それはヒトラー肝いりのオカルト計画に絡む、新たな新兵器開発に関わる情報だった。アメリカ合衆国大統領ルーズベルトは、ナチスの機密情報奪取と諜報員救出のため、軍の中でも最精鋭を招集し特殊部隊を編制した。部隊の指揮官は元牧師という異色のキャリアを持つバルディ大尉、狙撃の名手ジャスパー、日本軍と死闘を繰り広げた黒人兵ハーマン、白兵戦のプロ・ワレスたちの4人の少数精鋭だ。部隊はナチスの軍人に変装し、パラシュート降下でナチス占領下のポーランドに潜入、敵の拠点である要塞化した古城へ向かう。しかし、強固な防衛態勢をとるナチスの軍勢に潜入を察知され、激しい攻撃を受ける。バルディたちは苦戦を強いられつつも巧みな戦術によって敵の拠点に近づいていく。一方、極秘実験を続けるナチスのヴァン・ボッシュ少佐とソーン中尉は新兵器開発の最終局面を迎えようとしていた。