第二次大戦中、独ソ戦線最前線。激戦地帯で男達は果たして生き残れるのか?!
第二次大戦中、ソ連軍大尉のクラヴツソフは18歳にして、生死を分ける最前線の指揮官に任命される。激しい戦闘が繰り広げられる独ソ戦最前線では、3日とあけず次々に士官が戦死し人材が不足。それ故、まだ若く実戦経験の少ない大尉もまた駆り出されたのだった。彼が指揮するのは、自分より年上で戦闘経験豊富な兵士達。それぞれに事情があり、皆生きて帰りたいとの願いから、未熟な指揮官に反発する。しかし彼らは、極限の状況下で次第に結束力を強め、勝利を目指して闘い始める。大尉と彼の部隊は果たして3日以上塹壕を死守できるのか。それとも10代の若さでその命を散らしてしまうのか。